解決事例

保険会社からの提示額１００万円から交渉の結果３００万円に増額した事案

1事故概要

運転中の被害者が交差点に入ったところ、一時停止の規制のある左方から相手方が運転する自動車が直進してきたため、出会い頭衝突事故となりました。

2後遺障害等級認定

被害者は、事故後治療中の段階で当事務所に来所されました。保険会社からの金額の提案はなされていない早期段階から、後遺障害等級認定のサポートを行い、後遺障害等級１４級を獲得しました。

3過失相殺

交通時の発生に被害者の落ち度があった場合には、公平の観点から、被害者の落ち度の大きさによって賠償額が減額されます。この、落ち度（過失）の分だけ賠償額が減額されることが、過失相殺です。
保険会社は本件事故について、加害者は一時停止した後に交差点に進入しているので、過失の割合は、被害者４：加害者６になると主張しました。

4交渉の経緯

保険会社の主張に対し事実関係を争い、過失の割合は、被害者２：加害者８になることを指摘しました。

5交渉の結果

当事務所での交渉の結果、過失の割合は被害者２：加害者８となることを前提に、慰謝料やその他の損害費目の増額も含め、最終的には３００万円の支払を受けました。